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湘南エリア 塩害対策

🧱 建物の塩害対策:詳細ガイド
1. 【設計・建材選定段階での対策】
▶ 外壁材の選定
- 金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)
- 通常のガルバリウム鋼板ではなく、「塩害対策仕様(耐塩塗装)」が必要。
- 例:**アイジー工業「スーパーガルテクトフッ素」**など。
- 窯業系サイディング・樹脂サイディング
- 塩分に直接触れても腐食しにくい。
- 表面コートが強い製品(例:ニチハ「プラチナコート」など)を選ぶ。
- モルタル外壁
- クラック(ひび割れ)を定期的に補修する必要あり。
- 塗料の耐久性を重視すること(フッ素や無機塗料が望ましい)。
▶ 屋根材の選定
- 塩害地域用ガルバリウム鋼板(特別塗装品)
- 陶器瓦(日本瓦)
- 塩害に非常に強いが、重量があるため構造設計に注意。
- アスファルトシングルはやや弱めのため避ける。
▶ 金属部材(ビス・金具・手すりなど)
- ステンレスSUS316の使用が推奨(SUS304では錆びやすい)。
- アルミ製品は一見錆びにくく見えるが、塩分で白サビが出るため、耐食処理されたものを選ぶ。
2. 【塗装・コーティングによる対策】
▶ 外壁・屋根の塗装
- 高耐候性塗料を選ぶことが重要。
- おすすめ塗料:
- フッ素塗料(期待耐用年数:約15年〜20年)
- 無機塗料(最高ランクの耐久性、塩害・紫外線に強い)
- シリコン系塗料(コスパは良いがやや寿命短め)
- おすすめ塗料:
▶ ベランダ・バルコニー
- 手すり・笠木(上面部分)には塩分が溜まりやすい。
- 防水層の耐久性が落ちると雨水+塩で劣化が急激に進行。
- 定期的なトップコートの再塗装(5年〜10年ごと)が必須。
3. 【設置方法・構造的な工夫】
▶ 換気・通気構造
- 塩分が滞留しないよう、**通気層構造(通気工法)**が有効。
- 壁体内の湿気や塩分を効率よく排出するため。
▶ 軒・庇(ひさし)の設計
- 軒の出が深いと外壁が直接風雨に晒されにくくなる。
- 雨と一緒に塩分が洗い流されやすくなり、被害軽減につながる。
4. 【定期的なメンテナンス】
▶ 洗浄(特に風上側の外壁・金属部分)
- 年2回以上、建物外側を水道水で洗い流すのが理想(春と秋がおすすめ)。
- ベランダや窓枠、手すりなど塩が残りやすい部分を重点的に。
▶ 劣化チェック
- 錆の初期兆候(赤サビ・白サビ)を見逃さない。
- ビスの周囲に黒い染みや剥離があると要注意。
- コーキングの劣化やひび割れも早期補修が必要。
湘南での家づくりやリフォームを検討中でしたら、地域密着の工務店や塗装業者に相談するのがポイントです。彼らは地元の潮風・気象条件に詳しく、経験に基づいた対策を提案してくれます。
必要であれば「湘南で実績のある塩害対策に強いハウスメーカー・工務店」「おすすめ塗料メーカー」などの情報もお伝えできます。お気軽にご相談ください。
監修者情報

株式会社office ZERO
代表:神﨑 優太





